少し前にホッカイドリームソーダという本を読みました。
概要
本書は、2005年4月より北海学園大学経営学部・大学院経営学研究科に、株式会社ニトリからの企業経営に関する寄附講座が開講されたことが発端となっている。
・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・本書の中心を成しているのは、2005年4月〜7月の期間で、主に流通業・サービス業において北海道発の日本を代表する企業の経営者ならびに経営幹部による実務家講座における講演録である。この講座は、「何が難関で、どう乗り切ったか」を統一モチーフとして掲げ、各経営者の成功に至る軌跡を講演していただいたものである。・・・(あとがきより)
要するに北海道を代表する企業経営者、幹部の大学での
講演を活字に起こしたものです。
企業名は以下です。
・アインファーマシーズ
・ニトリ
・ニトリパブリック
・石屋製菓
・アレフ
・ホーマック
・アークス
・加森観光
素直に凄い人だと思ったのは
ニトリの代表取締役社長の似鳥昭雄氏と
石屋製菓株式会社(非上場)の代表取締役の石水勲氏でした。
その次にアインファーマシーズの代表取締役社長の
大谷喜一氏という感じ。
ちゃんと話を考えてきている方と
明らかに手抜きで講演している方の差が激しくて面白いです。
賢明なる投資家を再読しています。
通読は3度目です。
私の持っているのは
「新賢明なる投資家(上・下)」の方なのですが
ジェイソン・ツバイクの注釈がいらない。と思う。
そして正直やっぱり肌に合わない。気がする。
読むたびに付箋を付ける場所は変わってるので
いくらか進歩はしてるのかな。と思う。
バフェットがボロボロになるまで読んだと聞いても
単に師匠だからでしょ。と思う。
私は防衛的投資家になるぐらいなら
インデックスファンドを買うかな。と思う。
「賢明なる投資家 財務諸表編」は
もっと良い所がわからない。と思う。
さてこの評価が反対になることを願って
頑張って読んでみる。
KAPPAさんの「東大卒医師が教える科学的「株」投資術」を
一通り読んでみたので感想を書きます。
普段からデータの取り扱いに慣れてる方じゃないと
こういう本は書けないと思うのですが、圧巻です。
集めたデータとそこから導いた各論はほぼ非の打ち所がないと思います。
一番価値のある部分は投資の専門外の方が
データを集めて書いたものであることだと思います。
投資って分野が広くて、いろいろなアプローチが可能ですが
いわゆる専門家が書いた書籍は、著者が自分の専門分野部分を重視しすぎて
総体としてはおかしな結論に至っていたり
使いものにならないものが多いと思うので。
ヨイショだけではアレなので、否定的な意見も書くと
機械的銘柄選択法としては使用する指標、データが多いために
実際は恣意的な判断をそれなりに含めなければならないと思います。
そのためKAPPAさんの高いパフォーマンスには
KAPPAさんが意識的、無意識的に行っている部分があり
それがコアであるという可能性があるので
実践するのは(実際にパフォーマンスを出すのは)本に書いてあるほど
簡単じゃないのでは?と思う部分があります。
内容が濃すぎて、理解しきれてないので
誤読しないように注意しながらあと何度か読んでみようと思います。
魔法の公式のスクリーニングですが
先日トラックバックしてくださった方のブログ、
市場に勝てる!「超」バリュー銘柄選定術を見てください。
連結決算の銘柄は表を作るのが面倒くさくなりました。すみません。
というか実際は自分好みの条件式混ぜるでしょうから
表作成してもあんまり意味ないですよね。
気になる方は以下の式にご自分が使っている式と
AND条件でやってみてください。
資本収益率(%)、利回り(%)ともに10%以上ぐらいの条件でいいと思います。
単体決算会社用
資本収益率(%)=[営業利益(-1)]/([流動資産(-1)]-[流動負債(-1)]+[短期借入金(-1)]+[有形固定資産(-1)]+[減価償却費(-1)])*100
利回り(%)=[営業利益(-1)]/([DL・週足終値(円)(-2)]*[DL・最新株数(株)(-2)]/1000000+[有利子負債(-1)])*100
連結決算会社用
資本収益率(%)=[連・営業利益(-1)]/([連・流動資産(-1)]-[連・流動負債(-1)]+[連・短期借入金(-1)]+[連・有形固定資産(-1)])*100
利回り(%)=[連・営業利益(-1)]/([DL・週足終値(円)(-2)]*[DL・最新株数(株)(-2)]/1000000+[連・有利子負債(-1)])*100
掘り出し物が見つかるかも知れませんけど
やっぱり単純には使えないと思います。
※流動資産から[1年内償還社債(-1)]を引くかどうかは
本読んだだけでは?です。上の式では外してます。
※スクリーニングの都合上、単独決算の銘柄のみ。
連結はまた後日書きます。
本日、7月24日(月)の終値を使用しました。
本に記述してある魔法の公式にできるだけ忠実に式を作成しました。
1.資本収益率(%)
「[営業利益(-1)]/([流動資産(-1)]-[流動負債(-1)]+[短期借入金(-1)]+[1年内償還社債(-1)]+[有形固定資産(-1)]+[減価償却費(-1)])*100」
2.利回り(%)
「[営業利益(-1)]/([DL・週足終値(円)(-2)]*[DL・最新株数(株)(-2)]/1000000+[有利子負債(-1)])*100」
ちょっと式が特殊になってますが、本書を読むと理由がわかります。
やはりアメリカ企業なら・・・という式だと思います。
単純に書くと企業が持っている資産は全て事業用資産ですよ。
というロジックですね。
全銘柄では手間が掛かりすぎるので
(2パラメーターで順位を着けて足し算する方法がわかりません。)
1.と2.ともに10%以上の条件で足切りしました。
そこで抜けた93件を対象に順位付けしました。
おそらくこれでも全銘柄を対象とした場合と大差はないはずです。
クリエイトエス・ディーの資本収益率、
東京鋼鐵、岡山製紙の利回りの高さが目立ちますね。
2つのパラメーターに重みを付けられると、
より実用的になりそうなのですが。

グリーンブラットの新刊ですが、売ってしまう前に(^^;)
本に書いてある魔法の公式を使って
四季報でスクリーニングをしてみました。
アメリカ株で、この魔法の公式を利用するためのサイトが
ありますけど、日本株で適用するのはちょっと難しそうです。
書いてしまうと式は以下の2つを使用しています。
おそらく2つの式で順位を着けて、順位を足し算して
小さい方から順に並べるんだと思います。
1.資本収益率(%)
EBIT(金利税引き前利益)÷(正味運転資本額+純固定資産額)×100
2.利回り(%)
EBIT(金利税引き前利益)÷EV(企業価値)×100
見た瞬間にいろいろ問題があるように見えますよね。
まず1.は単純に流動比率の低い会社の数字が
大きくなりすぎてしまいます。
あと2.は魔法の公式ではEVについて会社の保持現金を考慮せずに
EV=時価総額+有利子負債としているようです。
グリーンブラットはもちろん恐ろしく優れた投資家ですから
全てを熟知した上で、この式になったのでしょう。
ということは、日米で会計基準や商慣習が違うのではないのかと
思います。
単純な結果としては、ROAとPERのスクリーニングと
似た銘柄が引っ掛かります。
これの機械的投資法で市場平均を上回れるのかというと
「そうかも知れないがやる気はしない。」という感じです。
確かにグリーンブラットの言うとおり、
結果的に事業優位性の高い会社は選べるようです。
前期、前々期と減収になっている企業はほとんど引っ掛かりません。
興味深い結果ではあります。
後日、スクリーニングで出力された銘柄を書きますね。
計50冊ぐらいは投資、株式、金融、ファイナンス、投資、経営、
財務会計、企業価値評価とかの本読んでるので(アホ)
もうやめようと思ってたんですが、買っちゃいました。
感想は一言。
REFIGHTさんが言ってることと一緒。
そしてREFIGHTさんのHPの方がよい。
悪い本じゃないと思うけど。
第9章P127にこんなことが書いてある。
REFIGHTさんのHPの内容と似てる。
概して魔法の公式が選択した高資本収益率企業には利益の一部を
高い収益率で再投資する機会があることが高く、彼らには、
高い利益成長率を達成する能力がある可能性が高いのである。
また彼らには平均以上の資本収益率を上げ続けることを可能にする
何か特別な競争優位性がある可能性が高いのである。
資本利益率の高い企業が、その高い資本利益率を維持し続けられたら
企業価値は二次関数的に上がる。
損する可能性が少ないとかじゃなく、損するわけない。
資本利益率を維持できる企業を定性分析で当てることができたら
もう他に株式投資はやることがない。
でもその定性分析のハードルが高い。でしょ?
追記
この本は機械的投資法の本かも知れないけど
株式投資の最大の壁が「実際にできること」だとしたら
機械的投資法なんて一番壁が高いと思うのだけど。
要するにほとんど無理。
あと既に一部のバリュー投資家がやってると思われる
EV/EBITDA倍率とROICを重視した投資と何が違うのって感じがします。
我ながらバリバリの大衆投資家ですね(^^)
最近、投資本を買うのはやめていたのですが、何となく買っちゃいました。
ひさしぶりに読みやすい本です。
著者の橘玲さんは文章とても上手いです。素敵。
入門書、初心者のためのみたいなふうに書いてありますが
読んでみるとそうでもないです。真剣に読むと奥が深いです。触れませんが。
んで、こんなこと書いてます。
そしてヘッジファンド、外貨預金、保険は一蹴してます。株式市場で富を想像するには、次の3つの代表的な方法がある。
1.トレーディング(デイトレードを含む)
2.個別株長期投資(バフェット流投資法)
3.インデックスファンド(経済学的にもっとも正しい投資法)
意見びったり。
最後のど素人のための投資法では、外貨比率が85%と高いです。
単純に世界株式のインデックスに投資しなさいとおっしゃってます。
私は会社で確定拠出年金が導入されたら、そうしようと思ってました。
(ある程度の頭があれば普通そうしますよね。というか他に選択肢がない。)
でも最後にこの「合理的な投資法」を著者自身は実践していないと
結んであります。
この気持ちもすごいわかりますね。
小難しい投資理論を勉強した後に頭すっきりさせるのに最適でした。
買ってしばらく放置していた「MBAバリュエーション」を読んでました。
DCF法をだいぶすっきり理解できたような気がします。
とっても読みやすいです。
著者の森生明さんってバランス取れていて素敵な人だな〜と思って
経歴を見ると、西村ときわ総合法律事務所の経営顧問って書いてあります。
あさひ・狛法律事務所との合併がニュースになっていますね。ふむふむ。
M&Aって、しばらくの間は流行語のようですね。M&A(企業の合併・買収)など企業法務に強い西村ときわ法律事務所(東京・港)とあさひ・狛法律事務所(同・千代田)が来春の合併で大筋合意した。所属弁護士数の合計は約370人(日本の弁護士会登録数)で、国内最大の弁護士事務所が誕生する。国際的M&Aなどでは海外大手事務所との競合も激しく、規模拡大で競争力強化を目指す。
そしたら勢いで3も買ってしまいました。
1については今度書きます。
大雑把に書くと、投資の思考体系のための本でしょうか。
錬金術≒資産運用≒裁定取引という考え方です。
2と同様に目から鱗の類の話が集めてあります。
実際の投資に昇華できるかはその人次第だと思いますけど
知っていて損のない話が詰まってます。
内容の逆張り投資法のひとつに「裏目じじい」の逆を張れというのがあります。
投資の格言で当たり屋につくよりも曲がり屋に向かえというのがありますが
まさにそれのことで、下手な人の逆を行けばかなりの確率で勝てるって話です。
これを読んだ瞬間に思い浮かんだのがウチの親父なんですがね。
ちなみに「この株」を2月21日の寄りで売ってるので
かなりイケてるのではないでしょうか。
親父が株を買うと言い出したら無理矢理やめさせて
私が空売りすればいいんですね。そんな家族、かなり嫌ですけど。